【援農日記】ネコを押す
とある晴れた水曜日、オギノエンファームに援農に行って来ました。
今回は、ふみえおばあちゃんのお手伝い。
おばあちゃんの作った「おはぎ」はめぇめぇマルシェでも人気なんだって。
大正生まれ92歳だけど、「一回も病気で倒れたことはないの」って教えてくれて、
「あら、あなた、帽子かぶってないの?」って同じ援農仲間のパパ友さんに
「はい」って麦わら帽子を貸してあげてました。
おばあちゃんに何か借りたりもらったりって、どんな年になっても、なんだか、こそばゆくも「収まるところに収まってる」ほっこりする感じがあって。いいからいいから。とにかくもらっときなはれ。な感じがあって。
レタス・ナス・パクチー・キャベツ・ごぼう・インゲンのなる畑の中。
葵が背高く咲く中、みんな腰をかがめて草抜き作業。
学校のグランドの草抜きと違って、畑は柔らかいから、ふんわりと抜けるけど、
それぞれ鎌を持って、おしゃべりしながら、せっせと刈進む。
お日様が上の方に来たなぁ…って頃には、足腰を伸ばすために立ち上がる回数が増えて。
こんもり溜まった草の山をひつじとヤギ小屋のほうへ運び込むのに
ネコを使って。
ネコって言っても、あのニャーニャー鳴くのんびり屋さんのことではなくて、
この一輪手押し車のことを「ねこ」って言うんだって。
ここに抜いた草をギューギュー入れて、おっとっとっと…ってバランスとりながら押すのも初体験の私。
モリモリの草は揺れても意外と落ちなくて。
初めての事って、なんでも楽しいよね。
お昼は、お茶とお味噌汁、新鮮お野菜の麦麹みそ&米麹みそ添えを出して頂きました。
デザートにさっき裏の樹から採れたビワ。
皮を手で剥いて、一緒に行ったまりちゃんが、「枇杷の種には抗がん作用があるんだよ」って教えてくれたから、そのまま種も食べてみたら、柔らかくて、美味しかった。
幼稚園が終った三女も合流して、熊手で刈り草を集めたり、それを軽トラックに積んでは荷台にのって踏み踏みして潰したり。
干し草の香りがして、ハイジのベッドってこんな感じかな。なんて思いながら。
急に草が刈られてびっくりしたバッタや、のそのそ土カエルを見て、子供たちが「カメレオンガいた~~~!」とかとか。
翌日、全身筋肉痛だったけど、とっても楽しい一日でした。
オギノエンファームさんでは、短時間でも、援農をしてくれる方を募集中だそうです♪
ご興味ある方は、連絡を取ってみてくださいね。
https://sustainable-community.jimdo.com/