満月の日はお休みになるスリランカ

スリランカでは、なんと、満月の日が毎月、休日になります。

「今日は満月だから、仕事ナシ…」的な。

初めてそれを聞いたとき、とっても驚きました。

なんてのどかな国なんだ…!と。

その日は「ポヤデー」と言って、仏教徒はお寺にお参りに出かけます。

70%が仏教徒のスリランカには町のいたるところにお寺があって。

みんな、myお寺があるので、足しげくそこに通うようです。

子供の時から、日曜学校(仏教の)に通い、お経を覚え、冠婚葬祭があるときは、その前後に家にお坊さんを招いてお経をあげてもらう行事をして、何か悩みがある時にはお坊さんに相談に行ったり。

 

 

ポヤデーの日、お寺の周りは、夏祭りみたいに、出店が沢山出て、ピカピカとイルミネーションで飾りつけられ、老若男女が集い、とてもにぎやか。沢山の人が集まるけれど、お酒やタバコとも無縁で、身を清めて白い服に身を包んだ人たちからはベビーコロンのような匂い。

お寺の境内には菩提樹の樹があって、その周りの地べたに座って(正座ではなく、胡坐とかお姉さん座り)手を合わせてる人や、大きな仏像の周りを、数を数えながら回る人、仏陀が悟りをひらくまでが紙芝居のように描かれた壁画を子供と見ながらそぞろ歩く人など、思い思いのお参りをしているけれど、神聖でおごそかというより、ざわざわざわざわ…とひしめく感じ。

ある時私が行った夫の家の近所のお寺には象が来ていました。

 

 

(普通に鼻に餌をあげたりとか)

 

なんだか幻のような、不思議な日常。

こういう夜のお出かけはとても心に残るものです。

 

 

 

 

 

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