辛さについて
今日のメインはエビのカレー。
普段はマイルドなサリガマ食堂ですが、エビの時だけはチリの色をいい感じに赤くしたいので、ついつい辛くなってしまいます。
「味は好きなんだけど…辛くて全部食べられない(;_;)」
って仰ったお客様もいて、ごめんよーー!ってなったけど、
実は私もスリランカフェスなどで、最初美味しく食べてるんだけど、途中から修行みたいになって、辛さのあまり汗ダラダラ💦ティッシュも山盛り。もう無理!みたいになって、そこまで辛くしなくても、せっかく美味しいのに…って残念になる時があるのです。
スリランカではほとんど外食はしなくて、アンマ(お母さん)が私のために辛くない料理を作ってくれるんです。
その料理が私のサリガマ食堂での基本になっています。
私の目指すのは本場というより、マイルドで日本人の口に合うスリランカ料理なのです。
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って密かにやってたツイッターで書いたんですけど
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スリランカでよく聞くのが
「サライ・ラサイ」(辛くておいしい)
日本人の私に言わせると、「辛いけどおいしい」って感じかな。
全く辛くないとつまらないんですよね。
6品作ったとしたら、2品くらいは、全く辛くないものがあって
全部混ぜ合わせるとだいぶ、中和される。みたいな感じかな。
で、スリランカで食べる時、おかずとごはんの量の帳尻が合わなくて、
例えば、お皿の上におかずはまだ残ってるのにごはんが足りない、とか、その逆とか。
そうすると「お替り」をするんですね。
そのような時に、どんどんお替りしたいかどうか。
「是非、お替りしたい。」
辛くてもそうじゃなくても、そんなお料理を目指したいのです。
そして、そんな私のご指南役が、スリランカ人の夫。
そして、辛いものはまだそんなに食べられない、小6の長女。
私は、いつも、この二人に美味しいかどうか、味見してもらってます。
そして、自分の味覚と、二人の意見を尊重しています。
(まぁ、だいたいお店が終った後の答え合わせみたいにはなっちゃってるけど…)
夫は当然、かなり辛いのが好みだけれど、
そんな夫が、「うん。辛さは足りないけど、これならおいしい」というもの。
それから、
長女は素材を堪能したいタイプで、だいたい、豆腐や野菜、寿司も、調味料をつけずに食べることが多いのです。
そんな長女に「明日なんのカレー作ろうかな?」と聞くと、「この時期、冬瓜がおいしい。」とか「かぼちゃがいい」とかいろいろ言うので、それをかなり取り入れてます。